GoogleやYahoo!のリスティング(検索連動型)広告は、GoogleやYahoo!で、設定したキーワードで検索された場合に、表示される広告です。しかし、自分で確認しようと思って検索してみても、何度見ても表示されないというケースでよくお問い合わせをいただきます。
単に広告の表示設定がされていなかったなどの理由以外にも、いくつか考えられる理由がありますので、下記をご参考にしてください。
検索結果に広告が表示されない理由
1.1日の予算上限に達してしまっている
リスティング広告では主にPPC(pay per click)といって、1クリックごとに課金される仕組みになっています。例えば日の予算を1,000円にしていて、設定したキーワードの単価が200円だった場合、5クリックされてしまうと1日の予算を消化してしまうことになります。ビックキーワードといわれるキーワードほど検索数が多いため、すぐに消化されてしまう可能性があります。
2.広告掲載ターゲットに入っていない
広告掲載をエリア・属性・デバイスや時間などでターゲットを絞っている場合には、ターゲットであると広告配信システムに認識されていない限りは広告は表示されません。エリアターゲティングの場合は、パソコンやスマホのIP情報や位置情報などからエリアを特定しますが、今エリア内にいるからといって広告配信システムがそのように認識しているとは限りません。複数の端末で確認してみることが必要です。
3.入札価格が高く、広告掲載できていない
リスティング広告ではキーワードごとの入札制になっており、そのキーワードで広告を掲載したい広告主が多いほど単価が高くなります。そのため、設定したキーワードの入札単価よりも高くなっている場合は、そのキーワードでの広告は掲載できていないといえます。広告を掲載するためにはキーワードの入札単価を変更することが必要です。
4.広告最適化から外れている
オンラインの広告配信システムでは、「広告最適化」といって、効果の高い広告を優先的に表示することで、広告主にとって効率的な集客アップ(クリック率やコンバージョン率の向上)が見込めるように最適化されるようになっています。
そのため、同じ広告が何度も表示されるけれどクリックされなかった場合には、「クリックしてくれないユーザー」とみなされて、その最適化から外れるため広告が表示されなくなることもあります。
まとめ
リスティング広告を含むオンライン広告では、駅看板のように、いつ見てもそこにある広告ではありません。そのため、本当に広告掲載できているのか心配になることもあるかもしれません。しかし配信システムでの設定やレポートを確認すれば詳細の状況が把握できます。ビスカでは、毎月広告掲載レポートをご提出しているほか、ご相談に応じて広告配信の状況を分析して、改善策をご提案するなど行っています。
リスティング広告
短期的にホームページのアクセス数を増やしたい場合には、確実に検索結果上位に表示されるリスティング広告がお勧めです。
ビスカではGoogle広告の有資格者が、集患に繋がりやすい効率的な運用を行っております。