【成功事例付き】歯科医院がブログを書いた方がいい3つの理由

(はじめに)

厚生労働省「医療施設調査・病院報告の概要」によれば、2019年の歯科診療所数は6万8,500軒あります。コンビニ店舗数の5万5,620軒を上回っていることからも、歯科医院は差別化しにくく、患者さんが歯科医院を選ぶ時代であることがわかるかと思います。

ホームページ開設する歯科医院は8割以上に増えましたが、上手に運営できているところはごく一部だといえるでしょう。歯科医師の先生や、歯科衛生士さんからブログで上手に情報発信することができれば、自院と患者さんとのコミュニケーションとなり差別化が図りやすくなります。この記事では、歯科医院がブログを書いた方がいい理由をご紹介します。実際に、集患に成功した事例も掲載しているため、参考にしてみてください。

1.SEO対策でアクセス数のアップが狙える

歯科医院でブログ運営をすれば、SEO対策ができてアクセス数のアップが期待できます。ただし、やみくもに記事数を増やしたり、医院や治療と関係のない日常ブログのような記事ではSEO対策としては意味がないため、何をテーマにするかきちんと設定することが必要です。そのためにブログ運営前に、自社の強みやアピールポイントを明確にしておきましょう。

ブログ記事1つにつき1つの明確なテーマを設定し、タイトルには、テーマの「キーワード」を入れたわかりやすいタイトルを設定しましょう。ブログの文字数は1,000文字程度はあったほうがよく、構成をわかりやすくするために「小見出しを入れる」ことも重要です。テーマのイメージを喚起させる写真も入れて、視覚的にもアピールしましょう。また記事の最後には執筆した歯科医師の写真やプロフィールをいれることで記事に専門性を持たせたり、読み手に親近感を与える効果もあります。

成功事例

東京のある歯科医院では、ブログ運営するにあたって、どのようなコンテンツが欲しいかを患者さんにリサーチしたそうです。患者さんからよくある質問など、実際に求められている情報を提供し続けた結果、検索でヒットするようになり、アクセス数が大幅にアップ。患者の悩みに応えてくれる歯科医院として集患に成功しています。

2.オリジナルコンテンツで差別化が図れる

患者さんから選ばれる歯科医院になるためには、差別化は必要不可欠です。ブログでオリジナルコンテンツを配信するだけで、他院との差別化は図りやすくなります。独自の取り組みなど差別化のポイントを見つけて、柔軟にコンテンツ配信していけることがブログの魅力です。

成功事例

競合が多い東京駅にある矯正歯科専門の歯科医院は、他社と差別化を図るために、素人が見てもわかるかみ合わせのBefore・Afterの写真をデータとともに掲載しました。他院では治療後の歯並びがキレイな写真のみが掲載されていたため、Before写真を掲載することで差別化を図ることに成功。

歯科矯正の実績を豊富に持つ歯科医院として注目を浴びることができ、Web予約数が10倍にアップしました。

3.専門的な情報提供で信頼を獲得できる

各症状の治療法など専門情報を提供することで、患者さんから信頼を獲得することができます。一般的に、良い情報も悪い情報も含めて多くの情報を提示したほうが客観性が高く感じられ、信頼も得やすくなる心理効果があります。そのため、治療方針や治療技術などの情報提供は積極的にしましょう。治療のリスクやデメリットもある程度書いておくことは医療広告ガイドライン対策にとどまらず、患者さんに誠実な印象を与え、治療後のクレーム防止にもつながります。

成功事例

横浜市にある歯科医院は、ブログ内で治療技術の動画を配信。これまで、治療技術を写真や文字でしか伝えることができませんでしたが、YouTubeの登場で手軽に動画配信が可能となりました。動画配信を活用して、どのような治療方法なのかわかりやすく解説。

このようなブログ運営で、関東以外からも患者さんが訪問してくるほどの人気歯科医院に成長しました。

まとめ

歯科医院がブログ運営をすると、3つのメリットが得られます。

  1. SEO対策でアクセス数アップが狙える
  2. オリジナルコンテンツで差別化が図れる
  3. 専門的な情報提供で信頼を獲得できる

この記事では、実際にブログ運営で集患に成功した事例もご紹介しました。ぜひ、ブログ運営の参考にしてみてください。また、ブログ運営が自身で行えない場合は、専門業者に依頼する方法も1つです。日本ビスカではSEO対策の一環としてブログ(コラム)運営を行っています。人気のあるテーマやキーワードに沿って、医院独自の取り組みや季節に合った話題を盛り込んだオリジナルの記事作成もご好評いただいています。ご興味を持った方はお気軽にご相談ください。

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歯科医院の患者満足度に影響する要素&3つの施策

(はじめに)

歯科医院で新規患者を集患し、リピート率を上げるには、患者満足度の維持が欠かせません。高い患者満足度を維持することで、歯科医院の経営は安定していくのです。

では実際に、患者さんはどのような要素に不満を感じやすいのでしょうか?患者満足度を上げる施策はあるのでしょうか?

この記事では、患者満足度に影響する要素から施策までをわかりやすく解説します。

歯科医院の患者満足度に影響する3つの要素

歯科医院を開業した後は、新規患者を増やしてリピート率を維持するために顧客満足度を高めていく必要があります。では実際に、患者満足度を左右する要素は何なのでしょうか?

メディアケア生命保険「病院選び・医者選びに関する調査2019」によると、歯科医院の患者満足度は(1)スタッフ対応力(2)待ち時間(3)説明の明確 によって大きく影響することがわかります。患者さんが不満を抱きやすいこれら3つの要素について理解を深めましょう。

スタッフ対応力

スタッフの横柄で不愛想な態度や不親切な対応は、患者さんの不満につながります。例えば、穴が空いた歯や銀歯の付け替えを希望する患者は、とても恥ずかしい気持ちを抱いています。

しかし、そのような患者さんの口腔内の状態を見て不潔と引けば、患者さんは深く傷つくはずです。このようなスタッフ対応力で不満を持つと、悪い評判を流されてしまうため注意しましょう。

待ち時間

歯科医院は治療内容によって、時間や順番がズレ込むことがあります。患者さんは、治療は順番であることは理解していますが、30分以上も待たされてしまうと不満を抱きます。

いかなる理由があっても、予約したのだから予定の時刻から始めるべきと思う方は少なくありません。そのため、「待たせてもしかたがない」ではなく、待合室や診療台での待ち時間をなるべく減らす努力と、どれくらいお待ちいただいたかを把握し、「お待たせして申し訳ありません」などの細やかな声かけが必要です。

説明の明確さ

歯の治療は、患者の要望に沿って行わなければいけません。どのような治療方法があって、メリットデメリットは何か、保険診療であれ自由診療であれ、どの程度の金額がするかなどを明確に説明し、了承を得ておく必要があります。

治療に関する説明がされていないと、「聞いていない」「知らなかった」など、のちのち大きなトラブルに発展してしまうため注意が必要です。

たとえば、むし歯の治療で、かぶせ物を銀歯にするかセラミックにするか、希望を聞く必要があります。患者さんに確認せずに勝手に判断して治療を進めてしまうと、「銀歯は嫌だった」「セラミックでも保険が効くと思っていた」などのクレームに発展する可能性があるので気をつけましょう。

歯科医院の患者満足度を上げる3つの施策

歯科医院の患者満足度に大きく影響する要素をご紹介しました。これらの要素を踏まえた上で、ここでは、歯科医院の顧客満足度を上げる3つの施策をご紹介します。

WEB予約システムを導入する

歯科医院の待ち時間はストレスになるため、WEB予約システムが多くの医院で導入されており、「いつでも予約ができる」「待たずに診療が受けられる」と人気を集めています。

矢野経済研究所「新規開業クリニックに関する法人アンケート調査(2019年)」によると、新規開業クリニックの60%以上の医院が予約システムを導入し、少ない待ち時間で診療が受けられるようになってきています。競合医院とサービスの差を付けられてしまう前に、患者さんにもスタッフにも使いやすいWEB予約システムを導入しましょう。


ビスカには歯科専用のWEB予約システム「V-apo」があり、医院ごとに合わせてカスタマイズも可能です。お気軽にご相談ください。

https://visca-v-apo.com/?mrweb

デジタルサイネージで情報提供する

患者さんとのコミュニケーションを大切にしているつもりでも、情報提供のために時間を割くのはなかなか難しいのが現実です。そこで、待合室や診察室のモニターにデジタルサイネージを流して、自由診療の説明やセルフケアなどの情報提供をすれば、お口の健康への関心を高められ、デンタルIQ向上にも役立つでしょう。

患者さんに積極的に情報提供しておくことで「ここに任せておけば安心」「新しい情報が手に入る」という印象を与えることができます。

Googleマイビジネスで情報提供する

地域情報の検索結果には、Googleマイビジネスの情報が一番上位に表示されます。そのため歯科医院を選ぶ際に、Googleマイビジネスを参考にされる患者さんは多いです。Googleマイビジネスには、スタッフや医院の写真を掲載したり、得意とする治療技術に関する情報も掲載できます。

どのような歯科医師が治療してくれるのか、どのような設備環境なのかを写真で伝えるだけでも、安心と信頼を与えることができます。

成果報酬型MEOサービス

医院にとっての集患施策で今もっとも重要だといえるのがMEO対策です。ビスカでは独自アルゴリズムでのキーワード選定や専門チームによる分析と施策を行っています。

まとめ

今回は、歯科医院の顧客満足度を上げる施策をご紹介しました。最後におさらいをしておきましょう。

【歯科医院の顧客満足度を上げる施策】

・WEB予約システムを導入する

・デジタルサイネージで情報提供する

・googleマイビジネスで情報提供する

まだ上記の施策に取り組まれていない歯科医院は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?日本ビスカ株式会社では、歯科医院での患者満足度を上げる施策のサポートをしています。興味を持たれた方は「日本ビスカ株式会社」までご相談ください。

医院のホームページ開設はいつ?開業時の準備の流れ

医院の開業準備は、想像以上に大変です。また、1つでも抜け落ちてしまうと、オープン時に大変な目に遭ってしまいます。この記事では、医院の開業の準備の流れについて分かりやすく解説しています。順番に従って準備を進めていけば、段取り良くスムーズに準備が行えるはずです。ぜひ、医院の開業の参考にしてみてください。

6ヵ月前に行うべき開業時の準備

まず、6ヵ月前に行うべき医院の開業の準備についてご紹介します。

物件決定

半年前には、物件を決めましょう。どこの場所で開業するかで、医院運営の方向性も大きく異なってきますが「立地」「人口」「競合」の3つの観点を重視して、物件を決めることが大切です。

また、「居抜き」「テナント」「購入」「リース」など契約方法によっても、メリット・デメリットがあります。この4つの違いを理解した上で物件を決定しましょう。

内装工事

物件が決定したら、専門業者に内装工事を依頼します。さまざまな内装業者が存在しますが、以下のような特徴を持った業者であれば、満足度の高い内装に仕上げてもらえるはずです。

【選ぶべき内装業者の特徴】

  1. 明朗会計で開業サポートをしてくれる
  2. 診療方針による内装デザインを提案してくれる
  3. 患者目線の内装設計をしてくれる
  4. 競合他社との差別化のアイデアを考えてくれる
  5. 物件探しからサポートしてくれる
  6. 定期的なメンテナンスをしてくれる

ロゴの制作

さまざまな制作物を作るうえで核となるのがロゴマークです。医院のロゴは、看板、診察券、ホームページなど多くの場所で使われます。そのロゴを見るだけで「あ、あの医院だ」と患者さんに印象付けられ、覚えてもらえるようになります。ロゴマークには医院の方向性を形にしたものなので、しっかりと考えて制作することが必要です。ビスカでもロゴの制作を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

看板工事

歯科医院の開業に必要なものとして「看板」があります。看板は、街の住民の方に「ここに歯科医院がある」と認知してもらうためのものです。集患に欠かせない大切なツールのため、看板にもこだわりましょう。看板には「タワーサイン」「ファサード看板」「ウィンドウサイン」「プレート看板」があります。それぞれの特徴を理解した上で最適な看板を制作しましょう。

ホームページドメイン取得・準備ページ公開

ホームページからの集患は新規患者の獲得に欠かせません。ホームページを検索サイトで上位に表示させるためには、SEOの観点からもできるだけ早い時期に開設が望ましいですが、内装や機材が揃うのは開業直前で写真も撮影できないことも多々あります。そんな場合には、まずホームページ開設のためのドメイン取得を行い、準備ページを公開しておきましょう。準備ページには、開業日や住所、医師の経歴やメッセージなどを掲載します。併せて実際のホームページ制作をスタートさせましょう。ホームページは規模や仕様によって制作期間が異なりますが、あまり期間が短いと思い通りに仕上がらない、内覧会までに間に合わないというケースもありますので、6か月前には制作を開始することが望ましいでしょう。ビスカでは6か月以上前からのホームページ発注も承っておりますので、ご相談ください。

3ヵ月前に行うべき開業時の準備

次に、3ヵ月前に行うべき医院の開業時の準備についてご紹介します。

名刺の制作

名刺制作は、デザインまで依頼すると1ヵ月以上はかかります。関係各所への挨拶周りに必要になることもあるため、余裕を持って3ヵ月前には制作依頼をしましょう。名刺を制作する場合は、記載する項目を考えておきます。また、保有資格や経歴などをまとめておくと、スムーズに依頼できるため、事前に用意しておきましょう。

診察券の制作

診察券は患者さんの財布の中で携帯され、医院の顔となるものです。そのため、診察券のデザインにもこだわり、3ヵ月前から制作をしましょう。裏面には診察時間を記載しますが、表面はホームページなどとリンクしたデザインにすると覚えてもらいやすくなります。また、素材や厚みを変えるだけでも、質感が大きく変わります。ビスカでは繰り返し印字ができるリライトプリンター用の診察券を含め、豊富な種類を扱っております。

封筒制作

紹介状を書くことも多いため、封筒も欠かすことができません。大切な個人情報を扱うことが多いため、中身が透けて見えない素材を選ぶことも重要です。封筒にもロゴを入れ、医院のイメージカラーと統一させましょう。ビスカではホームページや名刺、診察券とのトータルブランディングも可能です。

予約システムの導入

近頃は、予約システムを導入する医院が増えてきました。患者満足度は待ち時間で大きく左右するといわれているため、予約システムの導入は必須となってきています。また、感染予防対策として、予約のコントロールのために活用している医院も少なくありません。

予約システムはホームページやレセコンとの連携も可能ですので、早めの準備が必要です。ビスカの予約システムは開業前にスタッフの方たちに操作方法をご説明したり、土日祝も21時までコールセンターが対応するなどフォロー体制が充実しています。まずはご相談ください。

1ヵ月前に行うべき開業時の準備

最後に1ヵ月前に行うべき開業時の準備についてご紹介します。1ヵ月前は、地域の医師会や関係者にあいさつ回りをしたり、内覧会を行ったりすることもあるでしょう。これから開業する医院がどんな医院なのか、ホームページで確認される機会も増えてくるはずです。余裕をもって情報を開示し、開業後にスムーズな集患ができる体制を整えておくことが大切です。

ホームページ開設

開業1ヵ月前から直前でも1週間にはホームページを開設することが重要です。開業前後は、近隣住民からの興味を持たれやすく、新規患者の獲得のチャンスです。住所や地図、診療時間や診療内容に間違いがないかをよく確認してから、ホームページを公開しましょう。

ホームページ運用

ホームページを開設しても、地域の住民に閲覧してもらわなければ意味がありません。そのため、ホームページ運用方法を考えていきます。ホームページ運用には、SEO対策・MEO対策・リスティング広告・SNS運用などがあります。

また、開業前からブログの運用はおすすめです。開業直後はバタバタしがちなため、開業前にブログ更新やSNS運用に慣れておくことをおすすめします。ビスカでは各種Webマーケティングサービスでホームページ運用をサポートしますので、ぜひご利用ください。

カルテファイルの導入

電子カルテが増えてきたとはいえ、災害時に電気が使えない場合など、アナログな紙カルテならではの便利さが見直されつつあります。とくに歯科や眼科、耳鼻科、動物病院など処置が多い科目では、図でサッと書き込みやすい紙カルテの需要は高いといえます。ビスカのファイリングシステムは他社製品と比較してファイルの材質が丈夫で番号のカラーシートの発色が良く、カルテ管理がスムーズにできると好評をいただいています。長年のノウハウを生かして、最適な管理方法をご提案いたします。

まとめ

今回は、医院の開業前に行うべき準備について解説しました。さまざまな準備があり、想像以上に大変です。また、1つ1つの準備にコツがあります。そのため、医院の開業支援実績を豊富に持つ専門業者にまとめて依頼することをおすすめします。

日本ビスカは、医院の開業時には、ロゴマーク制作にはじまり、ホームページ制作や印刷物、予約システム、カルテのファイリングシステムなどトータルでサポートしております。ぜひ、開業前の準備に悩まれている方は「日本ビスカ」にご相談ください。

ホームページ制作サービス

ホームページは、クリニックの資産として育てていくことができるものです。まずホームページを開設することは、インターネットから集患するうえで欠かすことはできません。

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