厚生労働省の調査では、約半数の病院がHP開設を行っていません。しかし実は、ホームページを開設することで、より増患が狙えるのです。ここでは、ホームページ開設や運営で集患に成功している医療機関の事例をご紹介します。ホームページ集患が気になる方は参考にしてみてください。

(はじめに)

厚生労働省が調査した「医療施設調査・病院報告の概要」では、ホームページの開設状況は病院53.7%、一般診療所12.9%、500床以上病院では91.0%という結果になっています。実は半数の医療機関がホームページ開設しておらず「ホームページ集患は効果が得られるの?」という疑問を持っている医療機関も多いです。

しかし、新型コロナウイルスの影響で状況は大きく変わってきており、感染症防止対策や院内感染状況の情報を積極的に提供している医療機関が増患に成功し、何もしていない医療機関は集患力が低下して悩んでいるようです。もしまだホームページを作ってない場合は、ぜひホームページ制作を検討してみてください。この記事では、ホームページ集患の成功事例をご紹介します。

事例(1):サイト分析&コンテンツ配信で集患に成功

集患目的でホームページ運用が推奨されていますが、戦略を立てずにホームページ運用しても、思った効果は得られません。ホームページ運用で集患に成功している医療機関は、まず自院やライバル医院のサイト分析を徹底的に行っています。

訪問者数や閲覧が多いコンテンツ、集患に成功しているエリアをデータで可視化することで戦略を立てることができます。某医療機関では、医師の紹介ページがよく閲覧されており、医師の写真や施術写真を増やすことで、安心と信頼を訴求して集患に成功しました。

事例(2):予約システムを導入して集患に成功

矢野経済研究所の新規開業クリニックに関する法人アンケート調査結果では、予約システムの導入率は62%となっています。診察までの時間が長いと患者さんが不満を感じやすく、待ち時間が与える影響は大きいです。このような不満を解消し、患者さんの満足度を上げるためにも予約システムを導入して、待たずに診察を受けられる医療機関として集患に成功している事例もあります。

事例(3):動画を活用して集患に成功

さまざまなデジタルチャネルが登場しています。これらのチャネルを活用して、集患に成功している医療機関が増えています。特に注目を集めているのがYouTube動画です。

患者さんは来院前に「どのような医師が診察してくれるのか?」「信頼できる医療機関なのか?」と不安を感じています。このような不安を払拭する方法として、YouTube動画が効果的です。

文字や画像でも情報提供はできますが、動画のほうが院内や先生のリアルな雰囲気が伝わりやすいことから、より身近に感じてもらいやすく、初診患者も来院しやすくなります。このようなデジタルチャネルを活用して、増患に成功している医療機関が増えています。

事例(4):患者さんが求める情報を提供して集患に成功

新型コロナウイルスで集患数が減少している医療機関が多い中、感染症対策や院内感染の有無などの情報をホームページで提供することで安心感を与え、増患に成功している医療機関も存在します。このように適切かつスピーディーな情報提供が、今後ますます集患に影響を与えるようになってくるといえるでしょう。

院内感染が心配で通院を自粛している患者さんの不安を払拭するためにも、ホームページの感染防止対策情報は、ファーストビューの目立つ位置に大きめに掲載しましょう。また、画像や動画を活用して、一目でわかるように情報掲載すると、より効果が見込めます。

まとめ

地域密着型の医療機関では、ホームページ開設していないケースも珍しくありませんが、ホームページは今や電話帳よりも便利なインフラといえます。また、ホームページで診療時間や休診日、診療内容などを掲載することで、問い合わせの電話を減らすなど受付の効率化にもつながります。つまり、ホームページを開設して運営すれば、今より手間をかけずに増患が見込めるようになるのです。

今回はホームページ開設して、集患に成功している事例をご紹介しました。予約管理システムの導入や患者さんが求める情報提供によって、増患に成功している医療機関は多いです。

ビスカではホームページの制作から運用、予約システムとの紐づけなど、幅広いサービスを行っています。他社で作られたホームページで集患効果を感じていないという方も、まずはご相談ください。

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