「ホームページを制作したものの、検索結果の上位に表示されない」という悩みを抱えている歯科医院も少なくないでしょう。歯科医院のホームページに必要なSEO対策の1つにE-A-Tを高める方法があります。今回は、E-A-Tを高めるメリットや効果的にコンテンツに取り入れる方法を紹介します。

1.E-A-Tとは?

E-A-Tとは、ホームページの内容を評価する基準です。次の3つの頭文字から構成されています。

・専門性(Expertise)

・権威性(Authoritativeness)

・信頼性(Trustworthiness)

このE-A-TはGoogleが重視する指標の一つであり、特に、「YMYL」というGoogleが規定する、人の人生に関わるような分野(YMYL=Your Money or Your Life)においては非常に厳しい基準が設けられています。

医療業界もその1つで、検索キーワードに対して医療の誤った情報が掲載されることは、健康被害を招く恐れがあります。そのため、近年GoogleはE-A-Tがあるかを重視しているのです。 GoogleがこのE-A-Tを重視するようになってから、とくに医療系の検索結果には、個人のブログや情報サイトよりも医療機関や大学、国の省庁など信頼性が高いと判断されるホームページが上位に表示されるようになりました。

歯科医院などの医療機関であれば、個人のホームページよりも信頼性は高くなりますが、適切なE-A-T対策ができていないと、上位表示は難しいでしょう。

2.歯科医院のホームページでE-A-Tを高めるメリット

ホームページのE-A-Tを高めると、どのようなメリットがあるのか紹介します。

2-1GoogleからのSEO評価が受けやすくなる

開業されたばかりの歯科医院であればホームページの運用実績もまだまだ短いものです。ホームページの運用期間が短いとSEO評価が上がりづらい傾向にありますが、E-A-Tを高める対策をしておくと、Googleからの評価にとって有益なホームページと判断され、検索結果評価の対象になります。

2-2集患を増やせる

Googleに評価されるということは、検索結果の上位に表示されやすくなるということです。すなわち、歯科医院を探している患者さまの目にも留まりやすく、集患につながる可能性も高くなります。

2-3効率的に集患できる

検索結果の1ページ目、とりわけ5位以内に入ってくるとクリック率が高く、また集患につながる可能性も高くなるので、他の宣伝方法よりも低コストで、高い効果が得られるのが大きな魅力です。検索結果の順位が10位と1位では、クリック率に大きな差が出ます。検索結果が上がることで、より効率的に集患できるようになるでしょう。

3.E-A-Tを高める方法

実際にE-A-Tを高める方法をそれぞれ紹介します。

3-1専門性

専門性を高めるには、ホームページの執筆者(あるいは管理者)に専門知識があると示すことが効果的です。ホームページの目立つところに院長の氏名・経歴・肩書や、などのサイト制作者のプロフィールを掲載しましょう。

3-2権威性

権威性は、コンテンツの制作者が特定の分野において認められているかで判断されます。権威性があると認めてもらうには、認定医や専門医の資格を持っているかの表示(ディプロマの掲載)や、論文発表、書籍の執筆実績といった経歴はできるだけ掲載することがおすすめです。また、歯科業界の権威のある団体や組織のサイトで紹介されることや、リンクを張ってもらう方法があります。有益なコンテンツだと評価される必要があるため、地道な活動が必要になります。

3-3信頼性

信頼性は、サイトの運営者やコンテンツが信頼できるかが基準になります。対策として、根拠となるデータを掲載する方法が有効です。表やグラフ、写真などの具体的な経験やデータを取り入れつつ、サイトを作ることをおすすめします。また参考文献や論文の掲載や、より詳しい情報へのリンクを貼ることも有効です。「Googleビジネスプロフィール」に登録することも信頼性を高めるとされていますので、未登録の場合はご相談ください。

まとめ

ここ数年、歯科医院のホームページなど、医療コンテンツは内容への評価が厳しくなっています。E-A-Tを高めることは、本質的にはホームページを見る患者さまに「有益なコンテンツ」を提供していくことです。ビスカでは、E-A-Tを意識したコンテンツ作りを積極的に行っております。ぜひ、ご相談ください。

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