サイテーションとは?

サイテーション(Citation)とは、直訳すると引用・参照の意味ですが、SEOでは「WebサイトやSNSにおいて、サイト名やブランド名が記載されていたり、言及されている」ということを意味します。引用や参照というと、直接そのサイトに飛べるようリンクを貼る「被リンク」が主流でしたが、サイテーションは文字だけの記載であり、リンクを貼る必要がありません。Googleから正式には発表されていませんが、被リンクがGoogleの検索評価に影響があるといわれているように、近年ではサイテーションも評価対象と考えられている指標です。

サイテーションの指標

サイテーションとして認識される指標は、クリニックのホームページの場合、大きく3つあります。

  ・院名(サイト名)、科目、特徴的な診療内容 など

  ・クリニックの住所や電話番号

  ・テキストのURL

です。これらの要素が他サイトから言及されている際、Googleはサイテーションと認識します。このようにサイテ−ションが注目されるようになったのは、検索エンジンの進化とSNSの普及が関係しています。従来は外部サイトに関して言及する際は、リンクと共に言及することがほとんどでした。しかし、SNSの普及などに伴い、リンクを貼らずに言及する人が増えてきました。その結果、被リンクの数だけでは現実の評価に即していないと考えられ、文字だけによるサイテーションも評価に大きく影響し始めたと考えられます。

サイテーションを獲得する手法

サイテーションを獲得する上で最も重要なのが、まずはターゲットとするユーザーに認知され、ユーザーにとって有益な情報を掲載することです。SNSやブログでどんどん広めてもらうためにも、ユーザーがどのような情報を求めているかをよく分析した上で、コンテンツを制作するようにしましょう。また、発信されやすくするために、下記のような手法を検討しましょう。

院名(サイト名)をわかりやすくする

院名にはエリア名や特色(専門分野など)が入っていると、より印象に残りやすくなりますが、一方で院名があまり長いとユーザーが覚えづらくなり、正確な名称が言及されない可能性があります。このようなことを避けるためにも、院名はなるべく短く、わかりやすくすることにより、SNSで発信しやすくする工夫をしましょう。

広告やSNSツールを活用

 院名を発信してもらうためには、まずクリニックのサイトを認知してもらう必要があります。そのための手法としては広告の配信やTwitter、FacebookなどのSNSの活用があります。広告費にかけられる予算などと鑑みて、検討しましょう。この際に重要なことは、コンテンツとともに、院名を一緒に明記することです。院名が、ユーザーの記憶にしっかり残ることを意識しましょう。

まとめ

サイテーションは、公式には認められていませんが、SEO対策として非常に注目されています。サイテーションを獲得するためには、ターゲットであるユーザーに認知してもらい、ユーザーが求めている情報を提供することが第一歩です。ユーザーが求めている情報のポイントをしっかり押さえながら、SNSのツール等を活用してコミュニケーションを行っていきましょう。ビスカでは、医療機関ならではのサイテーションを意識したSNS広告のサービスも行っています。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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