歯科医院のSEO対策は専門性アピール!E-A-Tを高めて順位を上げる方法

ホームページの評価を上げるためには、信頼できるサイトであることや専門性のアピールが重要です。
歯科医院のホームページを作ったら、「E-A-T」を高めてSEO対策を行いましょう。


今回は、「E-A-T」とはなにか、「E-A-Tを高めるメリット」やアピール方法、効果的にコンテンツに取り入れる方法を紹介します。

E-A-Tとは?

E-A-Tとは、検索エンジンがホームページの内容を評価する基準であり、SEO対策にとって重要なポジションを占めます。
E-A-Tは、次の3つの頭文字から構成されています。

  • 専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthiness)

人に人生に関わるサイトは信頼性がホームページの価値に直結

E-A-TはGoogleが重視する指標の一つであり、特に、「YMYL」(YMYL=Your Money or Your Life)というGoogleが規定する、人の人生に関わるような分野においては非常に厳しい基準が設けられています。

医療業界のホームページは、人の人生に関わる分野なので、発信者の専門性や権威性を活かし、信頼性を上げていくことが大切です。

医療業界のホームページは誤った情報を発信しないように注意

医療関連の検索キーワードに対して「誤った医療情報」が掲載されると、誤った情報を信じてしまったユーザーの健康被害を招く恐れがあります。

そのため、近年Googleは、フェイクニュースを掲載しないように、E-A-Tを重視していますので、掲載情報には細心の注意が必要です。

E-A-Tが順位に直結する理由

GoogleがこのE-A-Tを重視するようになってから、とくに医療系の検索結果には、個人のブログや情報サイトよりも医療機関や大学、国の省庁など信頼性が高いと判断されるホームページが上位に表示されるようになりました。

歯科医院などの医療機関であれば、個人のホームページよりも信頼性は高くなりますが、検索上位を目指すなら適切なE-A-T対策が必要です。

歯科医院のホームページでE-A-Tを高めるメリット

ホームページのE-A-Tを高めると、どのようなメリットがあるのか紹介します。

GoogleからのSEO評価が受けやすくなる

開業したばかりの歯科医院のホームページは運用期間が短く、SEO評価が上がりづらい傾向にあります。

E-A-Tを高める対策をしておくと、Googleからの評価にとって有益なホームページと判断され評価の対象になり、順位が上がりやすくなります。積極的にアピールしていきましょう。

集患を増やせる

Googleに評価されるということは、検索結果の上位に表示されやすくなるということです。検索上位のホームページのほうが、クリック率が高い傾向にあります。

すなわち、ホームページを上位表示することは、歯科医院を探している患者さまの目にも留まりやすく、集患につながる可能性も高くなるといえます。

効率的に集患できる

検索結果の1ページ目、とりわけ5位以内に入ってくるとクリック率が高く、また集患につながる可能性も高くなるので、他の宣伝方法よりも低コストで、高い効果が得られるのが大きな魅力です。


検索結果の順位が10位と1位では、クリック率に大きな差が出ます。検索結果が上がることで、より効率的に集患できるようになるでしょう。

E-A-Tを高めて検索エンジンにアピールする方法

実際にE-A-Tを高める方法をそれぞれ紹介します。

専門性

専門性を高めるには、ホームページの執筆者(あるいは管理者)に専門知識があると示すことが効果的です。

ホームページの目立つところに院長の氏名・経歴・肩書や、などのサイト制作者のプロフィールを掲載しましょう。

権威性

権威性は「コンテンツの制作者が特定の分野において認められているか」という点で判断されます。著名人のホームページは、検索順位が上がりやすくなるということです。

【Googleに権威性があると認めてもらうコツ】

  • 認定医や専門医の資格があれば経歴ページに掲載
  • ディプロマ(証書)の写真をホームページに掲載
  • 歯科業界の権威のある団体や組織のサイトに紹介してもらう
  • 外部サイトからリンクを貼ってもらう

このように、権威性がある有益なコンテンツだと評価されるためには、地道な活動が必要です。

なお、認定医や専門医の表記を行うときは、医療ガイドラインに基づき掲載します。

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信頼性

信頼性は、サイトの運営者やコンテンツの内容が「根拠がある信頼できる情報であるか」が基準になります。

信頼性を上げる対策として、根拠となるデータを掲載する方法が有効です。

表やグラフ、写真など、具体的な経験やデータを取り入れつつ、ホームページを作りましょう。

【信頼性を上げるためにできる工夫】

  • 参考文献を掲載する(外部サイトへのリンク)
  • 論文を掲載する
  • ユーザーのためにより詳しい情報へのリンクを貼る
  • 「Googleビジネスプロフィール」に登録する

Googleプロフィールへの登録や、新規コンテンツ作成のご相談は、歯科医院のホームページ制作を得意とする「日本ビスカ」にご相談ください。

E-A-T高めるには丁寧なコンテンツ作りが大切

誤った情報を掲載することで、ユーザーの疾患を悪化させてしまうことがあるため、内容を吟味して、信頼がおける丁寧なコンテンツ作ることはE-A-Tを高める上で大切です。

SEO対策の本質は、ホームページを見る患者さまに「有益なコンテンツ」を提供していくことであり、掲載内容は慎重に考えなければなりません。

まとめ

歯科医院のホームページを作るときは、膨大な知識やチェック作業が必要です。日本ビスカでは、E-A-Tを意識したコンテンツ作りを積極的に行っております。

歯科医院のホームページを新規で作りたい方、リニューアルをしたい方は、日本ビスカに気軽にご相談ください。

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【成功事例付き】歯科医院がブログを書いた方がいい3つの理由

(はじめに)

厚生労働省「医療施設調査・病院報告の概要」によれば、2019年の歯科診療所数は6万8,500軒あります。コンビニ店舗数の5万5,620軒を上回っていることからも、歯科医院は差別化しにくく、患者さんが歯科医院を選ぶ時代であることがわかるかと思います。

ホームページ開設する歯科医院は8割以上に増えましたが、上手に運営できているところはごく一部だといえるでしょう。歯科医師の先生や、歯科衛生士さんからブログで上手に情報発信することができれば、自院と患者さんとのコミュニケーションとなり差別化が図りやすくなります。この記事では、歯科医院がブログを書いた方がいい理由をご紹介します。実際に、集患に成功した事例も掲載しているため、参考にしてみてください。

1.SEO対策でアクセス数のアップが狙える

歯科医院でブログ運営をすれば、SEO対策ができてアクセス数のアップが期待できます。ただし、やみくもに記事数を増やしたり、医院や治療と関係のない日常ブログのような記事ではSEO対策としては意味がないため、何をテーマにするかきちんと設定することが必要です。そのためにブログ運営前に、自社の強みやアピールポイントを明確にしておきましょう。

ブログ記事1つにつき1つの明確なテーマを設定し、タイトルには、テーマの「キーワード」を入れたわかりやすいタイトルを設定しましょう。ブログの文字数は1,000文字程度はあったほうがよく、構成をわかりやすくするために「小見出しを入れる」ことも重要です。テーマのイメージを喚起させる写真も入れて、視覚的にもアピールしましょう。また記事の最後には執筆した歯科医師の写真やプロフィールをいれることで記事に専門性を持たせたり、読み手に親近感を与える効果もあります。

成功事例

東京のある歯科医院では、ブログ運営するにあたって、どのようなコンテンツが欲しいかを患者さんにリサーチしたそうです。患者さんからよくある質問など、実際に求められている情報を提供し続けた結果、検索でヒットするようになり、アクセス数が大幅にアップ。患者の悩みに応えてくれる歯科医院として集患に成功しています。

2.オリジナルコンテンツで差別化が図れる

患者さんから選ばれる歯科医院になるためには、差別化は必要不可欠です。ブログでオリジナルコンテンツを配信するだけで、他院との差別化は図りやすくなります。独自の取り組みなど差別化のポイントを見つけて、柔軟にコンテンツ配信していけることがブログの魅力です。

成功事例

競合が多い東京駅にある矯正歯科専門の歯科医院は、他社と差別化を図るために、素人が見てもわかるかみ合わせのBefore・Afterの写真をデータとともに掲載しました。他院では治療後の歯並びがキレイな写真のみが掲載されていたため、Before写真を掲載することで差別化を図ることに成功。

歯科矯正の実績を豊富に持つ歯科医院として注目を浴びることができ、Web予約数が10倍にアップしました。

3.専門的な情報提供で信頼を獲得できる

各症状の治療法など専門情報を提供することで、患者さんから信頼を獲得することができます。一般的に、良い情報も悪い情報も含めて多くの情報を提示したほうが客観性が高く感じられ、信頼も得やすくなる心理効果があります。そのため、治療方針や治療技術などの情報提供は積極的にしましょう。治療のリスクやデメリットもある程度書いておくことは医療広告ガイドライン対策にとどまらず、患者さんに誠実な印象を与え、治療後のクレーム防止にもつながります。

成功事例

横浜市にある歯科医院は、ブログ内で治療技術の動画を配信。これまで、治療技術を写真や文字でしか伝えることができませんでしたが、YouTubeの登場で手軽に動画配信が可能となりました。動画配信を活用して、どのような治療方法なのかわかりやすく解説。

このようなブログ運営で、関東以外からも患者さんが訪問してくるほどの人気歯科医院に成長しました。

まとめ

歯科医院がブログ運営をすると、3つのメリットが得られます。

  1. SEO対策でアクセス数アップが狙える
  2. オリジナルコンテンツで差別化が図れる
  3. 専門的な情報提供で信頼を獲得できる

この記事では、実際にブログ運営で集患に成功した事例もご紹介しました。ぜひ、ブログ運営の参考にしてみてください。また、ブログ運営が自身で行えない場合は、専門業者に依頼する方法も1つです。日本ビスカではSEO対策の一環としてブログ(コラム)運営を行っています。人気のあるテーマやキーワードに沿って、医院独自の取り組みや季節に合った話題を盛り込んだオリジナルの記事作成もご好評いただいています。ご興味を持った方はお気軽にご相談ください。

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【2023年12月現在まとめ】医療広告ガイドライン

※この記事は2023年12月に情報を更新しています。

医療広告ガイドラインとは

すべての医療機関のホームページには、厚生労働省によってガイドラインが定められていることをご存知でしょうか?
医療行為は人の健康や命に関わります。そのため、医療機関の「広告」には、記載していい内容が「医療法」によって厳しく定められています。


昨今、インターネット上の医療広告や医療サービスに関する消費者トラブルが増加していることから、医療機関のホームページも規制の対象とする「医療広告ガイドライン」が2018年6月に施行されました。


医療機関として、ホームページにおいても信頼性の高い情報を提供することが求められています。

2018年6月【医療広告ガイドライン】施行

  • 医療法上の広告規制(折り込み広告、CM、看板、 ホームページ等)
  • 虚偽禁止 (罰則あり)
  • 誇大広告の禁止
  • 基準違反への 中止・是正命令 (命令を無視した場合には罰則あり)
  • 広告等可能事項を限定 (限定解除要件あり)

参考:

厚生労働省「医療広告ガイドライン」(令和5年10月改定)

医療広告ガイドラインに関するQ&A(令和4年3月改定)

医療広告規制におけるウェブサイトの事例解説書 (第3版)(令和5年10月作成)

ガイドラインに違反したら

厚労省の委託業者によるネットパトロール、一般ユーザーの通報などによって「違反の疑いあり」と審査されると、委託業者から医療機関に通知がきます。この時点で、すみやかに修正対応することを心がけましょう。
通知から約1ヶ月後に、違反した点が実際に改善できているか確認されます。

1ヶ月間経過しても修正が行われない場合や改善が認められない場合は、自治体に情報提供が行われます。
違反内容が悪質な場合など、医院の閉鎖処分や6か月以下の懲役または30万円以下の罰金刑が科される可能性もあります。

WEB業界の対応

医療機関のホームページの監視体制が強化されるようになり、WEB業界でも「医療広告ガイドライン」に準拠したホームページ制作がなされるようになってきました。

しかし、医療広告に慣れていないWEB制作会社では、「医療広告ガイドライン」の正しい理解ができておらず、違反の文言を使用してしまったり、反対に過剰遵守してしまい、集患の妨げとなってしまう残念なケースもみられます。


そのため「医療広告ガイドライン」のルールにのっとり、適切な表現や修正を提案できるWEB制作会社に依頼することが重要です。

医療機関のホームページで避けるべき表現とは

医療機関のホームページに記載する際に、避けるべき表現について「虚偽」「著しい誇大」「薬機法などの法違反」の違反にわけてご紹介します。

虚偽

例1 加工・修正した術前術後の写真やイラストの掲載
あたかも効果があるかのように見せるために加工・修正した術前後の写真やイラストなど。誇大、または虚偽となります。

例2 「当院では、絶対安全な手術を提供しています」「どんなに難しい症例でも必ず成功します」
絶対に安全な手術を行うことは医学的に困難なため、虚偽となります。

例3 「一日で全ての治療が終了します」(治療後に定期的な処置が必要な場合)
症状や状況によって、すべての治療が必ずしも一日で終わらない場合もあり、誤解する可能性があるため、虚偽となります。

例4 「○%の満足度」(根拠や調査報告の提示はなし)
データの根拠を明らかにせずに、結果と考えられるもののみを示すことは「虚偽」として扱われます。また、調査対象が非常に限られていたり、謝礼を支払って誘導された調査結果も「虚偽」となります。

例5 「当院は、○○研究所を併設しています」(研究実態なし)
法第42条の規定に基づき、研究の実態がない場合は「虚偽」として取り扱われます。

著しい誇大1:他との比較などによって優良性を示そうとするもの

例1 「○○の治療では、日本有数の実績を有する病院です」「当院は県内一の医師数を誇ります」など
自らの医療機関が、他の医療機関よりも優良である旨を示す表現は誤認させやすいためNGです。

例2 「芸能プロダクションと提携しています」「著名人も○○医師を推薦しています」など
芸能人等が受診している旨の表現。事実であっても、他の医療機関よりも著しく優れているとの誤認させやすいためNGです。

例3 「他の医院より●●手術の成功率が高い」など
事実であっても、他の医療機関よりも著しく優れていると誤認させやすいためNGです。

著しい誇大2:医療機関にとって都合が良い情報の過度な強調

例1 「知事の許可を取得した病院です」
病院が都道府県知事の許可を得て開設するのは当然であるのに、特別な許可を得たかのように誤認させるおそれがあるため。

例2 「医師数○名(意図的に古い情報などを掲載)」
実態に即した人数に随時更新するよう努めるべきであること。

例3 「○○学会認定医」「○○協会認定施設」(活動実態のない団体による認定)
客観的かつ公正な一定の活動実績が確認されない団体、医療機関関係者自身が実質上運営している団体や活動実態のない団体などによる資格認定や施設認定が対象となります。

例4 「○○センター」(医療機関の名称または医療機関の名称と併記して掲載)
救命救急センター、休日夜間急患センター、総合周産期母子医療センターなど、一定の医療を担う医療機関である場合や、都道府県等が認める場合以外は、誇大となります。(病院内の掲示で「透析センター」などと掲示することはOKです)

例5 医療機関に都合のいい体験談
患者さんや医師・スタッフからの治療や診療についてのクチコミは規制の対象です。意図的に取捨選択したり、謝礼などによって誘導した感想の掲載も避けましょう。

著しい誇大3:早急な受診を過度にあおる表現、または費用の過度な強調

例1「ただいまキャンペーンを実施中」、「期間限定で○○療法を50%オフで提供しています」、「○○100,000円50,000円」、「○○治療し放題プラン」、「顔面の○○術 1か所○○円」

例2「無料相談をされた方に○○をプレゼント」

来院者や受診者全員にもれなくプレゼントするのであれば、総付景品という位置づけにはなりますが、医療と直接関連づけることは避けましょう。

著しい誇大4:不安を過度にあおり、不当に誘導するもの

例1 「○○の症状のある二人に一人が○○のリスクがあります」、「こんな症状が出ていれば命に関わりますので今すぐ受診ください」
特定の症状についてのリスクを強調し、医療機関への受診を誘導する表現。

例2 「○○手術は効果が高く、おすすめです」
特定の手術・処置などの有効性を強調して、その手術などを受けるように誘導する表現。

例3 「○○手術は効果が乏しく、リスクも高いので、新たに開発された○○手術をおすすめします」
特定の手術・処置などのリスクを強調して、それ以外の手術などへ誘導する表現。

「薬機法」「健康増進法」「不当景品類及び不当表示防止法」「不正競争防止法」の法違反

例1 「病気から回復して元気になる姿」をイメージさせるイラストや写真
回復を保証しているような印象を与えるため、“景品表示法”違反で行政処分の可能性があります。

ホームページを作る際に気をつけること

前述した通り「虚偽」「著しい誇大」「薬機法などの法違反」は掲載しないよう注意しましょう。
ホームページ上の文章はもとより、イラストや写真、データも、虚偽・著しい誇大・薬機法などの法違反にあたっていないかどうかの確認が必要です。


特に「ガンが治る」「若返る」などの文章・写真・イラストは、ガイドライン違反として行政処分の対象となる可能性があります。

ルールを守れば掲載できるもの

1.限定解除要件を満たせば、下記6つの専門医以外でも記載OK(歯科の場合)

・日本口腔外科学会 口腔外科専門医
・日本歯周病学会 歯周病専門医
・日本歯科麻酔学会 歯科麻酔専門医
・日本小児歯科学会 小児歯科専門医
・日本歯科放射線学会 歯科放射線専門医
・日本歯科専門医機構認定 補綴歯科専門医 

※限定解除要件・・・ホームページに連絡先の明示・自由診療の内容・料金の明示・リスクの明示が必要。
(インプラントや矯正治療、ホワイトニングなどの自由診療は、治療の期間・回数、治療の流れも明示が必要)


※学会名・資格名は正式名称で記載が必要。

2. ビフォーアフターの写真はデータの明記があればOK

ビフォーアフターの写真を載せる場合は、「患者さんの年齢・症状・治療方法・治療期間・治療費・リスク・デメリット」などのデータを明記すれば、掲載が可能です。


ただし、撮影条件や被写体の状態を変えて撮影した術前術後の写真等を掲載することは、誤解を与える可能性があるため、規制の対象となる可能性があります。あたかも効果があるかのような印象を与えるイラストも避けましょう。

3. 診療や治療以外のクチコミはOK

医院へのアクセスがよい、スタッフが親切、院内に清潔感がある、WEB予約があるので便利、キッズスペースが充実しているなど、医療や治療と直接関係がないことはクチコミOKです。


ただし、患者さんや医師・スタッフからの治療や診療についてのクチコミは規制の対象となる可能性があります。

4.情報があれば、国内未承認の医薬品等の掲載もOK

「薬機法(旧薬事法)」では、承認前の医薬品・医療機器の名称、効能・効果、性能などについての広告が禁止されています。

しかし、歯科で扱う「インビザライン」「3mix法」「ドックベストセメント」などは、自由診療・費用・デメリット・治療回数・治療期間・治療の流れなどと、「入手経路」、「国内の同一医薬品の有無」、「諸外国における安全性の情報」を明示し、厚生労働省ホームページの「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページを情報提供すれば、掲載が可能です。

5.期間限定での料金の変更表記はOK

クリニックの会員限定ページや医院専用アプリ等で、キャンペーンや割引などの強調は品位を下げるためNGですが、期間限定で料金改定のお知らせをするのはOKです。

例)料金改定のお知らせ
●月●日~●月●日の間、「ホワイトニング」は料金を変更いたします。

オフィスホワイトニング/価格15000円(計2回)

ホームページに掲載すべきこと

(自由診療を行う医療機関に限る)

1.治療の内容・費用・期間・回数等

自由診療は保険診療と異なり、医療機関によって治療内容や医療費が大きく変わります。
そのため「医療広告ガイドライン」では、通常必要とされる 治療内容・平均的な費用・治療期間・回数などを掲載し、情報をわかりやすく提供することが求められています。

平均的な費用が明確でない場合は、最低金額から最高金額までの範囲を示すなど、なるべくわかりやすく示すとされています。

2.治療等のリスク、副作用等

自由診療に関しては、リスクやデメリット、副作用などの情報に関しても、適切かつ十分な情報を提供することが重要です。

小さい文字で目立たないように記載したり、リンク先に掲載するのではなく、誰が見てもわかりやすく記載することが重要です。

日本ビスカでの今後の対応について

日本ビスカでは、「医療広告ガイドライン」を踏まえてホームページを制作しております。
ただし、規制についてはさまざまな解釈があり、自治体によって規制基準が異なる場合もあるため、大手企業も指摘を受けながら修正を繰り返している状況です。


万が一、弊社がホームページの保守をお引き受けしている医院様のもとに通知があった場合は、ビスカに修正依頼のご連絡をお願いいたします。


医院様のホームページが医療ガイドラインに即しているかをご確認されたい場合は、下記のフォームからお問い合わせいただけますと幸いです。

お問い合わせはこちら

※今後の弊社の対応について詳しくは下記をご参照ください。

1.なるべく今のホームページの内容を残したいので、相談したい
(医院様のご希望をうかがいながら、医療広告ガイドラインをクリアできる表現を探るお手伝いをさせていただきます)

2.ガイドラインに準拠したものに修正したい
(医療広告ガイドラインに準拠して修正させていただきますが、自治体によっては修正通知を受ける可能性もありますので、あらかじめご了承ください)

ホームページ制作サービス

ホームページは、クリニックの資産として育てていくことができるものです。まずホームページを開設することは、インターネットから集患するうえで欠かすことはできません。

ビスカでは、公開までのスケジュールやニーズ、ご予算に合わせて柔軟に対応できるホームページ制作プランを3つご用意しております。

ホームページ制作後は何をすればいい?医院のWEBマーケティング施策

はじめに

ホームページを作って公開したけれど、集患効果が見込めないと悩む医院は少なくありません。実際に、ホームページで集患効果を得るためには、ホームページの「運用」をしなければいけません。では実際に、どのようにホームページ運用していくべきなのでしょうか?ここでは、医院が実施すべきWebマーケティング施策についてわかりやすく解説します。

医院の集患力を決める6つの要素

WEBでコントロールできない要素

1.診療圏

医院に通える人の範囲です。一般的に一次診療圏が約0.5km圏内、二次診療圏が約1km圏内と言われています。診療圏の居住者や昼間人口(他の地域から通勤してくる人口)などから集患数を見込みます。

2.建物立地

住宅地の中の戸建てか、商業施設の中のテナントか、など 建物立地の条件は開業時に決まり、変えることはできません。

3.競合

同じ診療圏での競争相手です。

このように診療圏・建物立地・競合は、集患には大変重要な要素ではありますが、開業時に決まってしまったり、コントロールすることができない要素といえます。

WEBでコントロールできる要素

コントロールというと語弊があるかもしれませんが、施策を打つことで高められる要素になります。

4.知名度

医院が、診療圏の人にどれだけ知られているか、医院を探している人にうまくピーアールできていますか?

5.独自性

他の医院にはないサービスや特徴があるか、またそれをきちんとアピールできていますか?

6.患者満足度

患者さんが治療を受けた後の満足度は、口コミや評判に反映されることがあります。悪い口コミを放置はしていませんか?

医院の「認知度」を上げるための施策

そもそも、医院の存在を診療圏の患者さんに知ってもらわなければ、ホームページにアクセスされることもなく、集患が見込めません。そのため、Web施策で歯科医院の認知度を上げていきましょう。ここでは「認知度」を上げるための施策をご紹介します。

1.Web広告(Google・Yahoo)を活用する

GoogleやYahooのオンライン広告を活用すれば、歯科医院の認知度アップが図れます。オンライン広告にはテキスト型広告とバナー型広告、動画広告などの種類があります。

例えば、感染予防対策の取り組みを画像で魅せることで、安心して治療が受けられる歯科医院と訴求できるでしょう。また、歯科医院の先生やスタッフの写真を載せるオンライン広告戦略も多いです。

リスティング広告

短期的にホームページのアクセス数を増やしたい場合には、確実に検索結果上位に表示されるリスティング広告がお勧めです。

ビスカではGoogle広告の有資格者が、集患に繋がりやすい効率的な運用を行っております。

2.Googleマイビジネスに登録する

Googleマイビジネスとは、Googleマップ上に医院の情報が表示できるサービスです。最寄りの医院を探す際に、Googleマップを参考にする人は増えているため、集患効果が期待できます。

また、Googleマイビジネスに登録する際は「ホワイトニング」「インプラント」など得意とする診療科目や治療を記載しておくと、検索上位されやすくなって集患効果が見込めます。

Googleマイビジネスへの登録がまだの場合は、ビスカまでお問い合わせください。

3.SEO対策

ホームページ上で、患者さんに価値あるコンテンツを提供すると、検索エンジンにWebページが評価されて検索結果で上位表示されます。SEO対策は効果が出てくるのに数カ月かかるため、即効性のある施策ではありませんが、コンテンツは医院の財産となります。そのため、長期的な施策としてSEO対策はおすすめです。

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4.オウンドメディア運営

ホームページとは別にオウンドメディア(自社媒体)を運営する医院も増えてきています。院長が執筆した信頼性の高い記事で、健康に有益な情報が得られるオウンドメディアを運営してファンを獲得すれば、あちこちにリンクが張られるようになり、医院の自然検索数が増えて知名度が上げられます。

医院の「独自性」を高めるための施策

医院のHPやSNSの情報発信の仕方次第では、独自性を高めて注目を集められます。独自性を高めて、他院との違いを患者さんに伝えることで集患力がアップします。では実際に、どのような施策をすれば良いのでしょうか?ここでは、「独自性」を高める施策をご紹介します。

ホームページのコンテンツ制作

ホームページのコンテンツで独自性を高めることができます。たとえば、医院のコンセプトで「子どもを笑顔にする診療を心がけています」と笑顔の子どもたちと笑顔の先生・スタッフを載せれば、子どもが安心して治療が受けられるキッズフレンドリーな医院だと伝えられます。また、「先進機器〇〇を導入しています」「〇〇専門医です」など医院の強みを書くことで、他院との差別化が図れることを書きましょう。

ビスカでは他院との差別化を考慮したホームページ制作が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

SNS運用

SNS運用で他院と差別化を図る医院が増えています。治療のBefore/Afterの写真をたくさんアップして技術力を訴求してファンを構築している医院もあれば、専門性の高いコラム、時節に合わせたトピックスを発信して話題を集めている医院もあります。

患者さんとコミュニケーションする場として、運営しやすい方法でSNS運用を始めてみましょう。ビスカでもFacebookなどのSNS広告を取り扱い、ご好評いただいております。

歯科医院の「患者満足度」を上げる施策

初めて医院を訪れる方は、何かと不安になるものです。そのため、実際に治療を受けた患者さんの口コミを参考にします。では、口コミの患者満足度はどのように上げれば良いのでしょうか?ここでは、患者満足度を上げる3つの施策をご紹介します。

WEB予約システムを導入する

医院のクレーム及び課題の1つに「待ち時間」があります。このような課題を解決するためにWeb予約システムを導入しましょう。予約に合わせて診療することで、患者さんの待ち時間が減らせます。その結果、待ち時間がなくて通いやすい医院と満足度を上げることができます。日本ビスカでは、医院の診療体制に柔軟に合わせた予約システムをご用意していますので、お気軽にご相談ください。

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院内の取り組みを大切にする

患者満足度を意識した施術や接客を心掛けることが大切です。たとえばですが、麻酔注射が苦手な人には、表面麻酔がしっかり効いてから、電動麻酔器で一定の圧で注射する、ウォーマーで麻酔薬を人肌に温めておく、注射針は極細のものを使うなどの工夫をするのもよいでしょう。また、子どもも安心して治療が受けられるような接遇を心掛けましょう。心掛け1つで、患者満足度は大きく変わります。

口コミ対策をする

Googleマイビジネスで悪い口コミを書かれてしまった場合は、口コミを削除してもらえないか、Googleに 問い合わせをしてみましょう。また、削除してもらえない口コミに対しては、誠実な返信をする方法もおすすめしています。

まとめ

ホームページを積極的に運用すれば「認知度」「独自性」「顧客満足度」を操作できます。この3つを高めるだけでも他院と差がつき、集患効果が見込めるはずです。この記事では、各項目のWebマーケティング施策(HP運用方法)をご紹介しました。ぜひ、それぞれのWebマーケティング施策をトータルで取り組むためにも、ビスカにご相談ください。

WEBマーケティング一覧はこちら

医院でもホームページ作っただけではだめ!ライバルに差がつくホームページ運用事例

医療機関は全国で17万9,208件と年々増え続けており、ホームページをただ開設するだけでは、集患が見込めなくなってきました。ホームページを作ったら、集患のために積極的な運用をはじめましょう。ここでは、集患の成功事例を紹介した上で、ライバル医院に差がつく運用事例をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

(はじめに)

厚生労働省「医療施設動態調査(令和元年5月末概数)」によると、医療機関は全国で17万9,208件です。とくに都内に医療機関が集中しており、競争が激化しています。そのため、ホームページの制作だけではなく、運用まで行わなければ集患が見込めません。

ライバル医院に差を付けるために、どのようにホームページ運用を行えば良いのでしょうか?この記事では、ライバルに差がつくホームページ運用方法をご紹介します。

ホームページ運用(1):GoogleAnalytics分析

集患手段には種類がありますが、効果を数値で捉えられるのがホームページの魅力です。自院のホームページをGoogleAnalyticsで分析を行えば、「どのような年齢層が来院しているのか」「どの地域から集患に成功できているのか?」「来院動機は何なのか?」がわかります。

某総合病院では、GoogleAnalyticsでの分析を行った結果、医師に関する情報や治療実績の閲覧数が多かったため、それらの情報量を増やしました。その結果、「専門医が充実している病院」「信頼における病院」と安心と信頼の訴求に成功して、増患に至りました。

ビスカでは保守サービスの一環としてGoogleAnalyticsでのアクセス解析を行っております。ご希望の方はお問い合わせください。

ホームページ運用(2):コンテンツ配信

ホームページ運用では、コンテンツの配信も欠かせません。さまざまな医療機関でブログが更新されていますが、実際には配信内容に悩む医療機関も多いです。内容に悩んだ場合は、GoogleAnalyticsでの分析を行い、閲覧されている情報をさらに充実させましょう。

コンテンツの種類には「診療案内」「医師紹介」「治療実績」「スタッフ紹介」「お役立ち情報」「ブログ」があります。病気の予防方法やウイルス対策などお役立ち情報のアイデアが思い浮かばない場合は、クリニックに対する患者さんの感想も効果的です。ただし、診療や治療に関するクチコミは医療ガイドライン上NGですので、スタッフの応対やインテリアなどにとどめておきましょう。

ビスカでは成果報酬型SEOサービスでコラム執筆を行っております。詳しくはお問い合わせください。

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ホームページ運用(3):専門分野特化型サイトの制作

厚生労働省「医療施設動態調査(令和元年5月末概数)」によると、医療機関は全国で18件近くあります。総合的な医療提供では他院と差別化しにくく、集患が見込みにくいため、近頃は専門分野に特化して活路を見出す医療機関が登場しています。得意とする治療に特化してトップページで大きく打ち出したり、治療方法や設備について紹介した特集ページを作ることで、ブランディング効果が見込めて、地域住民だけではなく、遠方にお住まいの方の集患も狙えます。

ホームページ運用(4):Webサイトの訪問者を増やす

ホームページをGoogleAnalyticsで分析をして、コンテンツ充実を図ることが大切だと述べてきました。しかし、ホームページの訪問者数がそもそも少ない場合は分析が正確に行えません。このような場合は、まずサイトを見てもらう人を増やすための施策を考えましょう。施策はSEO対策やMEO対策、SNS連携などオンラインを検討する方が多いですが、地域によっては駅看板や交通広告などオフラインとうまく融合させることも大切です。

[サイト訪問者数を増やす施策]

・SEO対策 :検索結果の上位に表示するための施策

・MEO対策 :GoogleMapやローカルエリア検索で上位に表示するための施策

・SNS連携 :facebookやinstagram、LINEなどで情報を発信するなど

・外部サイト連携 :医療ポータルサイトなどに情報を掲載する

・オンライン広告 :リスティング広告やSNS広告など

・オフライン広告 :駅看板や交通広告など

・口コミ対策:来院者へオンラインでの口コミを促進する

まとめ

医療機関のホームページで集患するためには、コンテンツの配信が欠かせません。どのようなコンテンツ配信を行えば良いかは、クリニックや先生の強み、子どもが多い住宅地・ビジネス街などエリアの特徴によっても異なります。そのため、まずはホームページの現状をしっかりと分析することが大切なのです。

GoogleAnalyticsを使ってホームページを分析することで、充実すべきコンテンツが見えてきます。ビスカでは他社で制作されたホームページでも、ホームページ無料診断を行い、対策を積極的にご提案しています。ホームページ運用にお困りの医院さまはぜひお気軽にお問合せください。

ホームページ保守・運用

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