スマートフォンやパソコンの位置情報をオンにして、歯科医院を検索すると、地図上に自分の現在位置から近い場所の歯科医院が表示されることはご存じでしょうか。
MEO対策とは、この位置情報による、地図上の検索順位を上げるための対策です。「近くの歯科医院を検索したい」という検索ユーザーの目的が明確であるため、MEOの成功は集患に直結します。
今回は、MEOが歯科医院の集患に役立つ理由や対策方法について紹介します。
1.MEOとは?Googleマップへの対策
MEOとは「Map Engine Optimization」の略で、地域性の高いキーワードで検索したときに、Googleマップ上の検索結果において上位表示されるための施策です。
特定の地域で検索したユーザーがターゲットになることから、ローカルSEOとも呼ばれています。
2.地図上で集患対策を行う理由
潜在的な患者さんの中には、「歯医者に通うなら自分の家から通いやすい歯医者がいい!」という希望をお持ちの方もいます。
そのため、自分の現在位置から近い歯科医院を調べる方多数いらっしゃいますので、MEO対策は重要です。
「MEO対策が集患につながる理由」を詳しく解説します。
2-1.効果的にアピールできる
じつは、検索結果に表れる地図の位置が「MEO対策で新患が増える理由」です。
この地図は、ホームページの検索一覧の下の歯科医院よりも高い位置に表示されます。検索1位や2位のホームページと、近い位置に表示されているのです。
インターネット検索の効果は、ホームページの順位が高いほど効果があり、1位のサイトと20位のサイトではクリック率に大きく差が出ます。
MEO対策を行うことで、潜在的な患者さんの目に留まりやすい場所でアピールすることができます。
2-2.競合対策になる
近隣にいくつか歯科医院がある場合、どこ行くべきか悩む患者さんも多いでしょう。
継続して通院することを考えたときに、仕事の帰りに寄ることができる場所や、家に近い場所の歯科医院が望まれているからです。
競合する歯科医院がMEO対策に力を入れていると、そちらが優先的に表示され、見込めていたはずの新患が、競合医院に流れてしまうリスクがあります。
検索されている方の近くに歯科医院があることをアピールして、競合対策を行いましょう。
3.Google ビジネスプロフィール を活用したMEO対策
Googleの地図部分に表示される情報は、基本的にGoogle ビジネスプロフィールに登録している情報が表示されます。
Googleビジネスプロフィールは、インターネット上の歯科医院の名刺ともいえる重要な情報です。
ここでは、Google ビジネスプロフィールを使用したMEO対策を解説します。
3-1.正しい情報を入力する
Googleビジネスプロフィールに登録する際は、Name(歯科医院名)、Address(住所)、Phone(電話番号)の頭文字をとった「NAP情報」を、正確に入力することがMEO対策を行う上で重要です。
誤った情報を入れると、上位表示に不利に働くため、正しく入力しましょう。
3-2.コンテンツを増やす
外観や内観、スタッフの写真などの「コンテンツ」を登録することで、歯科医院の雰囲気が伝わり、安心して来院できるようになるでしょう。
記事投稿などの地道な活動も上位表示に効果があります。投稿する際は関連するキーワードを含めるように意識してみてください。
3-3.口コミを投稿してもらう
患者さんがGoogleビジネスプロフィール上で注目している箇所は、歯科医院の口コミです。
来院した患者さまに口コミを投稿してもらうと、歯科医院選びで悩んだ時の決定打になり、来院の確率をあげることができます。
口コミに返信することもプラスに働くので、忘れずに返信しましょう。
また、いい口コミをたくさん集めたいからと、短期間で大量の口コミが投稿されるようにすると、不正と判断されることがありますのでご注意ください。
口コミ対策のポイント 万が一、不利な口コミが掲載された場合も、慌てずに丁寧で前向きな返信を行いましょう。 配慮する気持ちを忘れずに、医院の信頼を落とさないように対策することがポイントです。 |
【関連記事】
まとめ
歯科医院の集患において、まずは、地域の皆さんの家や職場の近くに歯科医院がある事実を知ってもらうことが大切です。
集患に課題を感じている場合は、検索ユーザーに見られる確率の高いマップ部分で上位表示できるようにMEO対策を行っていきましょう。
日本ビスカ のWEBマーケティングでは歯科医院のMEO対策にも力を入れておりますので、お気軽にご相談ください。
ご契約のお客様には、Googleビジネスプロフィールへの登録のアドバイスや、ご予算に合わせてMEO対策のご提案などをさせていただきます。
成果報酬型MEOサービス
医院にとっての集患施策で今もっとも重要だといえるのがMEO対策です。ビスカでは独自アルゴリズムでのキーワード選定や専門チームによる分析と施策を行っています。